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鬼の刀

母が送ってくれたかぼちゃ。
シンプルに煮付けに。

今年は天気に翻弄されて、野菜の出来が壊滅状態らしい。
それでもわんさかできたきゅうり。
ご近所さんと物々交換していただいたかぼちゃ。

そんな貴重なかぼちゃを送ってくれるなんて。
本当にありがたい。

きゅうりは毎年たくさん採れて、いつも父が
きゅうりばっかりで助けてくれ、このままじゃきゅうりになっちゃうって言ってたっけ。

先日のこと。
夫とこどもたちが駄菓子屋さんへ出かけた。
密になっても申し訳ないので、私は車で待っていた。

息子が車に戻ってくるなり、「ママ見て!買っちゃった!鬼滅の刀!160円だったよ、安くない?!」
嬉しそうに買ったばかりのおもちゃをほくほく顔で見せてくれた。
私は正直なところ、買っちゃったんだと思いながらも、
それでもほくほく顔の満足そうな息子に「へー安いね!よかったやん!」と答えた。

家に帰ってから見てみると、鬼滅の刃の刀だと思っていたもののパッケージに違和感を感じた。
パッケージには「鬼の刀」と書いてある。

鬼を滅するものの刀ではなく、鬼の刀…

…間違えるのも無理はない、だって、炭治郎のはおりの模様っぽいし、、
笑っちゃいけない、笑うんじゃない、笑うな私!と思いながら、
ふと見るとさみし気な静かな笑みを浮かべる息子がそこにいた。

私は咄嗟に「正規品のものを買ったらこんなに安く買えないよ!鬼滅の刃の刀にしか見えないって!」と励ました。

世の中は色々ある。
息子はきっと今回のことで何かを学んだと思う。

その後、笑いをこらえきれなくてめっちゃ笑っちゃったひどい母のことは、どうか許して欲しい。
そして、忘れて欲しい。
(*息子の掲載許可はおりています、そして気に入ってすごい遊んでます、念のため)